ラスベガス湖沿いにある美しさが際立つコース!
リフレクション・ベイ・ゴルフ・クラブ(ネバダ州ヘンダーソン)
所在地: ネバダ州ヘンダーソン(ラスベガス近郊)
ラスベガス中心部からの距離:18マイル(30分)
オープン:1998年
プレー日:2020年10月25日(日) 13:40 スタート
プレーフィー:109ドル(カート込み)
ウェブサイト:https://reflectionbaygolf.com/
コースデータ
全長(ヤード) | コースレート | スロープ | |
Gold |
7261 | 75.6 |
150 |
Black | 6862 |
73.8 |
141 |
White | 6391 | 71.8 | 136 |
Silver | 5891 | 69.5 | 130 |
Bronze (Women) | 5166 | 66.5 | 122 |
コース評価
総合評価 | |
戦略性 | |
メンテナンス | |
コスパ |
概要
ヘンダーソンにあるジャック・ニクラウス設計のパー72の美しいゴルフコース。フーバーダムによってできたミード湖の水を引き込んで造られた巨大な人造湖ラスベガス湖沿いにレイアウトされており、砂漠の中とは思えない見事な湖の景観を楽しみながらプレーできます。湖沿いにはイタリアのフィレンツェのヴェッキオ橋を模したヒルトンによるリゾートホテルもあり、まるで地中海辺りの街並みを見ているようです。
私はかれこれ20年以上前にこのコースの素晴らしさを聞かされて、是非一度プレーしてみたいと思っていました。ところが財政上の理由により2009年に破産してコースも閉鎖されてしまいました。しかし2013年新オーナーによって再オープンしたのです。美しいコースが復活しプレーするチャンスが得られて嬉しい限りです。
アクセス
ラスベガスの南西のヘンダーソンにあり、ラスベガス中心部からは30分ほど。ヘンダーソンは近年ラスベガスの中流層以上が好んで住む高級な住宅地です。
予約
予約はコースのオフィシャルサイトで4ヶ月先まで受け付けています。
私は料金の下がる午後1時以降のトワイライトを狙い、13:40を109ドルで取りました。ダイナミック・プライシングを採用しており予約するタイミングによって若干料金が変動するようです。それでも109ドルの価値は十分にありました。また来たいと思わせるコースです。
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またこの日は10歳の娘も一緒にラウンドしたのですが、ネバダ州はジュニア育成に熱心でジュニア・レートという格安の料金を設けているゴルフコースが多く、今日の娘の料金は大人の半額以下の50ドルでした。
練習場は貧弱
素晴らしいコースに比して、練習場はネットに囲まれた距離10mくらいのマットの打席がいくつかあるだけの貧弱なものです(無料です)。練習グリーンとアプローチ用練習グリーンはちゃんとありました。
カートには液晶GPS搭載。クッションは自動車を思わせるふかふかタイプ。
クラブハウスは品の良いイタリアンスタイルの建物。コロナウイルスの影響も考えて私は立ち入りませんでしたが、結婚式のパーティにも対応できるレストランもあります。
ラスベガス湖とゴルフコースの調和に心を奪われる
当初は我々と別の2人を組まされて4人でのラウンド予定だったそうですが、その2人が現れなかったため娘と2人だけのラウンドとなりました。1番ホールはティショット、セカンドショットといきなり2回の池越えが必要なミドルホール。1番ホールからこんな大きな池越えのホールがあるコースはなかなかないですね。ジャック・ニクラウスやるなあ。
ここのハイライトは何と言っても8、9番と16、17,18番のラスベガス湖沿いにレイアウトされた5ホールです。湖に面した8番ホールに来た時、大きな遊覧船がコースの近くを滑るように通っていくのにビックリさせられました。船の中ではパーティをやっていました。
このあと巨大なラスベガス湖と背後の赤茶けた岩山、湖沿いの地中海のリゾートのようなしゃれたホテルや豪華な家々、巨大な遊覧船などが次々と現れ、砂漠にいることを忘れてしまうほどの景観に感動すること間違いありません。
山側のホールは丘陵地の住宅と一体開発されているため打ち上げ、打ち下ろしのアップダウンも結構あり、山の上の大きなBoulder(ボルダー・・・丸岩、玉石の意)が奇観を作っています。
なおこの日は3時間55分でラウンド完了できました。
コンディション
コンディションはフェアウェイのディボット跡やグリーンのボールマークが若干あるものの、十分素晴らしいレベルです。
グリーンスピードも超高速というほどではなくそれなりに速いレベル。私にはこのくらいが丁度良かったです。
サービス
コロナウイルスのため、駐車場からクラブハウス下のゴルフカート置き場まで自分でゴルフバッグを持って往復する必要がありました。制服姿の女性の係員が多数おり、写真を撮ってくれたり、練習場の場所を案内してくれたり親切な対応をしてくれました。
オリジナルロゴの入った水のペットボトルを2本くれました。
ラウンドメモ
あまり良い当たりではなかったもののドライバーはそれなりに飛んでくれましたがセカンドをダフるミスが多発。また後半は帽子が飛ばされそうになるほどの強風が吹き始めてとても大変でした。風景には満足しましたがスコアは相変わらずの曇り空、いや大雨です。
一方娘は絶好調。2連続パーで発進後、8番終了時点でパー4つ、バーディ1つを重ねて3オーバー。9番ロングでパーを取れればハーフ39になります。本人もヤル気満々でしたが4打目のアプローチを大きくミスして結果トリプルボギーのハーフ42で終わりました(そんなに簡単にハーフ30台を出されたら立場がありません)。後半は風にも苦労して51。それでもトータル93ですから成長したものです。
周辺情報
1929年大恐慌後のニューディール政策の象徴的な存在であるフーバーダムが車で40分ほどのところにあります。大峡谷に100年近く前に造られたという巨大なダムとミード湖、深い峡谷のコロラド川には圧倒されます。ダムの上を歩くとネバダとアリゾナの州境があります。ここに溜められたミード湖の水はほとんどが南カリフォルニアに送られるそうです。
余談ですがネバダ州はカリフォルニアよりもガソリンの価格が安いです。ラスベガス市内だとガロン2.4ドルくらいでした(ロサンゼルス近郊だと3.2ドルくらい)。この日のラウンド後、帰路ロサンゼルスに向かってドライブ。ちょうどネバダとカリフォルニアの州境の手前でガソリンを入れていこうと思いました。
ところが州境の一つ手前の街Jeanでは3.6ドル、州境の街Primmではなんと4ドルとカリフォルニアよりも高いじゃないですか。ガソリン入れるならラスベガス市内で入れて行きましょう。
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