ゴルフ場の他には何もない砂漠のゴルファー天国!
ラスベガス・パイウート・ゴルフ・リゾート ~ ウルフ・コース(ネバダ州ラスベガス)
所在地: ネバダ州ラスベガス
ラスベガス中心部からの距離:28マイル(30分)
オープン:1995年
プレー日:2020年10月24日(日) 14:27 スタート
プレーフィー:119ドル(カート込み)
ウェブサイト:https://lvpaiutegolf.com
コースデータ(Wolf Course、パー72)
全長(ヤード) | コースレート | スロープ | |
Tournament |
7604 | 75.5 |
145 |
Black | 7009 |
72.6 |
131 |
Yellow | 6483 | 70.7 | 126 |
White | 5910 | 67.8 | 122 |
Red (Women) | 5130 | 68.4 | 118 |
コース評価
総合評価 | |
戦略性 | |
メンテナンス | |
コスパ |
概要
ラスベガスでも評価の高いゴルフ場の一つ。ピート・ダイ設計のWolf、Sun Mountain、Snow Mountainと全部で3つのチャンピオンシップコースを持つ大きなゴルフリゾートです。中でもWolfは格上とされ、料金も他の二つよりも少し高く設定されています。
Golf Magazine誌は 3コースともTop 15 of Best Courses You Can Play in Nevada にランクしています。そしてWolfは2017年のBest Resort Courses Nationwideで78位にランクしています。
遠くの山並みと砂漠、ゴルフコースの水や緑が美しい対照を誇っています。
アクセス
ラスベガスの北西にあります。中心部からは30分くらい。フリーウェイ95号を降りると何もない砂漠地帯ですが、数分走るとゴルフ場が出てきます。本当に見渡す限り何もない荒野にゴルフ場だけがあると言った趣です。
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人気のWolfを予約
予約はコースの公式サイトで4ヶ月先まで受け付けています。私が予約を試みたのはプレー日の24日前。料金の下がる午後2時以降のトワイライトでWolfを狙ったのですが、結局14:27(トワイライトでは前から3番目の組)を119ドルで取りました。6時過ぎには暗くなってしまうので、18ホールプレーできるよう少しでも早い時間を取りたかったのですが、Wolfは人気コースなので他の二つよりも良い時間帯は早めになくなってしまいます。ちなみに他の二つのコースはトワイライト第1組の14:07も残っていました(109ドル)。
もし朝からWolfをプレーする場合は週末料金で209ドルかかります。他の2つは179ドル。
この日は10歳の娘も一緒にラウンドしたのですが、ネバダ州はジュニア育成に熱心でジュニア・レートという格安の料金を設けているゴルフコースが多く、このコースも今日の娘の料金はたったの20ドルでした!この環境の良さ、信じられないですよねえ。ジュニアレートも時間帯によって料金が変わる可能性があるので、実際にプレーする時は問い合わせてみてください。
またMGM Resortsと組んだ割安な宿泊パッケージもあるようです。公式サイトから確認してください。
豪華な設備
広大な練習場を備え、芝生の上から打てて、もちろん無料です。カートには液晶GPS搭載。
クラブハウスは豪華そのもの。娘はいつもプレーする近くのパブリックコースとは段違いのホテルのようなきれいなトイレに感動していました。プロショップにはオリジナルロゴの商品も多数取りそろえており、娘のウェアとクリップマーカーを買いました。
浮島グリーンがいかにもピート・ダイっぽい
敷地はほぼ真っ平ら。前半に池の絡むホールはありませんが、後半にはシグナチャーホールの浮島グリーンを持つ15番ほか、4つのホールで水が絡んできます。
ピート・ダイ設計ですが、代名詞の枕木バンカーやグリーン回りのこぶはなく、15番の浮島がダイっぽい感じです。
スタートから暗くなるまで3時間40分くらいしかなかったので18ホールのプレーは出来ないだろうと思っていました。実際前半に2時間ちょっとかかり諦めていたのですが、後半は一転スピードアップしてギリギリでしたが18ホールプレーできました。結局3時間45分でラウンド完了。ラッキーでした。
ちなみに「さあ、あと1ホール」と薄暗い中、17番グリーンでパッティングしていたら、後ろの組のカートが追い越して行ったので「これは18番に横入りされるかも!?」と慌ててホールアウトして追いかけると、やはり18番のティショットを打とうとしていました。「オレたちのティショットの番だよ」と言うと「You wanna join us?」だって。こういうマナー無視の無粋なアメリカ人は多いです。
完璧なコンディション
コンディションはティグラウンドからグリーンまで完璧でした。フェアウェイはもちろん、ラフもきれいで、グリーンはボールマークもほとんどありません。久々に完璧なコンディションのコースでプレーできました。
しかし最近遅いグリーンでばかりプレーしていたせいもあって、グリーンはものすごく速く感じました。距離感ばかりが気になって今日は2~3メートルのパットでも全く入る気がしませんでした。
サービス
食べ物や飲み物、クーラーボックスの持ち込みは禁止ですが、水のボトルを2本くれました。
ラウンドメモ
この日はシアトルから来ていた白人の30代くらいのカップルとプレーしました。女性はビギナーでしたが男性はスポーツ選手のようながっちりした体格でものすごいスイングスピード。毎回わらじのようなターフを取ってましたが、ショットは良い悪いが極端でした。お互いに楽しくプレーできて良かったです。
私は相変わらずドライバーイップスで、ティグラウンドに立つと全くドライバーが当たらないです。しかし最後の3-4ホールはちょっと良い感じを取り戻した気がしました。また小さいショットで時々シャンクが出てしまうのでなかなかスコアがまとまりません。
一方、次女はこんなにコンディションの良いコースでプレーするのは初めてで気分が良かったのか、調子がよくて、レディスティから95をマークしました。ピート・ダイのコースでこのスコアなら上々です。アイランドグリーンの15番で、まとわりつくハエが気になって(水の近くなのでどうしてもハエが大量発生)2発池に入れてスコアを崩してしまったのがもったいなかった。その辺のメンタルも鍛えないといけないですね。
周辺情報
ゴルフ場の近くにはガソリンスタンドが1軒あるだけで他には何もありません。砂漠の景色とゴルフを楽しむのみです。ラスベガス中心部まで30分くらいなのでラウンド後はそっちで食事する方がいいと思います。
私は利用しませんでしたが立派なクラブハウス内のレストランもとても良さそうでした。
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